FE EXAM

信頼性(Reliability)

システムが故障せずに動作し続けられる度合い(故障の起こりにくさ)。

DIAGRAM
稼働中
故障
信頼性が高い= 故障の間隔(MTBF)が長く、長時間動き続ける稼働 ─────────────────── 稼働故障MTBF(長い)= 故障しにくい信頼性が低い= 故障の間隔(MTBF)が短く、すぐ止まる稼働と故障を何度も繰り返すMTBF(短い)= 故障しやすいMTBF(平均故障間隔)が長いほど、信頼性が高い
解説

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信頼性とは

RASIS の R(Reliability)故障せず動き続ける止まらない=信頼性が高い

信頼性(Reliability)とは、システムが故障せずに安定して動き続けられる度合いのことです。RASIS(システムを評価する5つの観点)のRにあたり、「どれだけ壊れにくいか」を表します。

身近な例で考えると、長持ちする電球に似ています。すぐ切れる電球より、何年も切れずに点き続ける電球のほうが「信頼できる」と感じますよね。システムも同じで、途中で止まらず動き続けるほど信頼性が高いと評価されます。

上の図解では、上段が「信頼性が高い(故障の間隔が長い)」、下段が「信頼性が低い(何度も故障する)」システムを比べています。故障と故障の間隔が長いほど信頼性が高いと覚えておきましょう。

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MTBFとの関係

信頼性は感覚だけでなく、MTBFという数値で測ります。MTBFMean Time Between Failures の略で、日本語では平均故障間隔=「故障してから次に故障するまでの平均的な動作時間」を意味します。

MTBFが長いほど、その間ずっと動き続けているということなので、信頼性が高いと判断できます。たとえば、ある機器のMTBF1000時間なら「平均して1000時間に1回しか故障しない」という意味です。これが 100時間の機器より信頼性が高いことになります。

故障と故障の間の平均時間稼働稼働← この長さの平均 = MTBF →

📌
向上方法

信頼性を高めるには「そもそも壊れにくくする」工夫が中心になります。代表的な方法は次のとおりです。
高品質な部品を使う:壊れにくい部品を選ぶことで、故障そのものを減らす
冗長化(多重化)=同じ役割の装置を複数用意し、1台が壊れても別の1台で動き続けられるようにする
十分なテスト:稼働前にバグや弱点を見つけて取り除き、動作中の故障を防ぐ
適切な運用環境:温度・湿度・電源を安定させ、機器に無理な負荷をかけない

とくに冗長化は身近な例でいうと、車のスペアタイヤのようなものです。1本がパンクしても予備があれば走り続けられるのと同じで、装置を二重にしておけば片方が故障しても全体は止まりません。これらの工夫はMTBFを長くし、結果として信頼性を高めます。

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練習問題

Q1. 信頼性(Reliability)の説明として最も適切なものはどれですか。

Q2. 信頼性を測る指標であるMTBFについて、正しい説明はどれですか。

Q3. システムの信頼性を高める方法として最も適切なものはどれですか。

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