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ハイブリッドクラウド(組み合わせて使う)

パブリッククラウドとプライベートクラウド(やオンプレミス)を組み合わせて使う形態。

DIAGRAM
プライベート(機密)
パブリック(一般処理)
連携
データの重要度で使い分けるプライベートクラウド(自社専用・安全)個人情報・機密データ基幹業務・厳重な管理重要度:高外に出したくないものを置くパブリッククラウド(共用・柔軟・低コスト)一般業務・公開Webサイト変動の大きい処理重要度:低〜中柔軟に増減させたいものを置く連携適材適所で両者の長所を取る機密はプライベートで安全に、一般処理はパブリックで柔軟・低コストに
解説

📌
ハイブリッドクラウドとは

プライベート機密パブリック一般処理連携

ハイブリッドクラウドとは、パブリッククラウドとプライベートクラウド(やオンプレミス)を組み合わせて使う形態のことです。ハイブリッド=「混成・複合」という意味で、性質の違う環境を一緒に使うことを指します。

ポイントは適材適所で使い分けることです。守りたいデータは自社専用のプライベート側に、手軽さや柔軟さがほしい処理は共用のパブリック側に、と置き場所を仕事の性質に合わせて選びます。オンプレミス(自社の施設にある設備)も組み合わせ相手になります。

身近な例で考えると、大事な書類は自宅の金庫にしまい、普段使う物は近所のレンタル収納に預けるような使い分けに似ています。中身の重要度に応じて保管場所を変える、という発想がハイブリッドクラウドの考え方です。

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組み合わせの利点

安全に守る機密データ柔軟・低コスト変動する処理両者の長所を取る

ハイブリッドクラウドの利点は、プライベートとパブリック、それぞれの長所をいいとこ取りできることです。一方だけでは満たせない要求を、組み合わせることで両立させます。

具体的には次のようなメリットがあります。
機密データを安全に:個人情報など漏らせない情報は、自社専用のプライベート側で厳重に守れる
柔軟・低コストに処理:変動の大きい処理や一般業務は、パブリック側で必要なだけ手軽に使える
無駄を減らせる:常時必要な分だけ自社で持ち、増えた分だけ外を借りるので過剰投資を防げる

プライベート単独では柔軟さやコスト面に課題があり、パブリック単独では機密性や統制に不安が残ります。両方を連携させることで、その弱点を互いに補い合えるのが最大の魅力です。

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適用シーン

通常時自社で処理急増ピーク時だけパブリックを追加利用クラウドバースティング

ハイブリッドクラウドは、「ふだんは自社、必要なときだけ外」といった使い分けが活きる場面で力を発揮します。代表的な適用シーンを見てみましょう。


機密情報の保護:個人情報や社外秘のデータは社内(プライベート)に置き、それ以外をパブリックで処理する
クラウドバースティング:ふだんは自社で処理し、季節要因などでアクセスが急増したときだけパブリックを一時的に使って負荷を逃がす
災害対策(バックアップ):本番は自社で動かしつつ、データの控えを遠隔地のパブリックに置いて、もしものときに備える

クラウドバースティング(bursting=あふれ出すこと)は、水道の蛇口に近いイメージです。ふだんは自宅のタンク(自社)でまかない、来客が多い日だけ水道(パブリック)をひねって不足分を補う──そんな柔軟な使い方ができます。

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練習問題

Q1.ハイブリッドクラウドの説明として最も適切なものはどれか。

Q2.ハイブリッドクラウドを採用する利点として適切なものはどれか。

Q3.ふだんは自社で処理し、アクセスが急増したときだけパブリッククラウドを一時利用して負荷を逃がす使い方を何と呼ぶか。

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