FE EXAM

ホスト型仮想化(Type 2)

ホストOSの上にハイパーバイザを置いて仮想マシンを動かす方式(Type 2)。

DIAGRAM
ハードウェア
ホストOS
ハイパーバイザ
ゲストOS(VM)
仮想マシン 1ゲストOSApp仮想マシン 2ゲストOSAppハイパーバイザ(アプリとして動作)例:VMware Workstation / VirtualBoxホストOS(Windows / macOS など)普段使っている既存のOSハードウェア(PC / サーバ)CPU / メモリ / ストレージ
解説

📌
ホスト型とは

ゲストOSゲストOSハイパーバイザ(アプリ)ホストOSハードウェア

ホスト型とは、WindowsやmacOSなどの「ホストOS」の上に、ひとつのアプリとして仮想化ソフト(ハイパーバイザ)を入れ、その上でゲストOSを動かす方式です。Type 2とも呼ばれます。

ここでホストOSとは「土台になる、もともと入っているOS」のこと、ゲストOSとは「その上の仮想マシンで動く、お客さんのOS」のことです。上の図のように、下から「ハードウェア → ホストOS → ハイパーバイザ → ゲストOS」と4段に積み上がります。

身近な例で考えると、自分のパソコンに音楽プレイヤーやブラウザを入れるのと同じ感覚で、仮想化ソフトをインストールするイメージです。そのソフトの中で、もう1つ別のOSが動くわけです。

📌
Type 2の特徴

層が1段多い=オーバーヘッド有ゲストOSハイパーバイザホストOS(この層がある)ハードウェア

Type 2には次のような特徴があります。
導入が手軽:いま使っているOSにソフトをインストールするだけで、すぐに仮想マシンを作れます。専用サーバを用意する必要がありません
オーバーヘッドがある:ゲストOSの処理がホストOSを経由するため、ハイパーバイザ型(Type 1)より一段ぶん遅くなります(オーバーヘッド=余分にかかる処理負荷のこと)
ホストOSの影響を受ける:ホストOSが重いと仮想マシンも重くなります

代表的な製品には次のものがあります。
VMware Workstation
Oracle VirtualBox

📌
用途(個人開発等)

1台のPC(Windows)仮想:Linux仮想:別のOS

ホスト型は手軽さが武器なので、次のような場面でよく使われます。
個人開発:開発者が自分のPC内に本番に近い環境を作って試す
検証環境:新しいソフトや設定を、本番に影響させず安全に試す
別OSを試す:Windowsの中でLinuxを動かすなど、1台のPCで複数OSを使い分ける

上の図のように、普段使っているWindowsの中に「仮想のLinux」や「仮想の別OS」を作れるので、パソコン1台で複数のOS環境を持ち歩けるのが大きな魅力です。一方で、たくさんの仮想マシンを安定して大量に動かすサーバ運用には、より高速なハイパーバイザ型(Type 1)が向きます。

📝
練習問題

Q1. ホスト型(Type 2)仮想化の構成として正しいものはどれか。

Q2. ホスト型(Type 2)の特徴として最も適切なものはどれか。

Q3. ホスト型(Type 2)の製品例として適切なものはどれか。

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