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OSSの特徴(メリットとデメリット)

OSSがもつ利点と注意すべき欠点。

DIAGRAM
メリット
デメリット
○ メリット(利点)△ デメリット(注意点)+無償または低コストで導入できる+ソース公開で透明性が高い+自由に改変・カスタマイズできる+コミュニティの改善・脆弱性発見が速い+ベンダーロックインを避けられる!公式サポートが無い(自己責任)!品質・継続性がプロジェクト依存!導入・運用に技術力が必要!ライセンス条件の遵守が必要
解説

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OSSの特徴とは

OSSは長所と短所が表裏一体メリット無償・透明・改変可デメリットサポート無・自己責任

OSSの特徴とは、ソースコードが公開され自由に使えることから生まれる「利点」と、その裏返しである「注意点」のことです。OSS(Open Source Software=オープンソースソフトウェア)は、自由である分だけ自己責任の側面もあります。

身近な例で考えると、無料で借りられるシェア工房に似ています。道具を自由に使えて費用も安く済む一方、使い方を教えてくれる係員はおらず、ケガをしても自己責任です。便利さと注意点はいつもセットになっています。

上の図解では、左にメリット、右にデメリットを並べて対比しています。どちらか一方だけを見るのではなく、両面をふまえて採用を判断するのが大切です。

📌
メリット

○ OSSの主なメリット無償・低コスト透明性が高い自由に改変可能コミュニティが速いロックイン回避

OSSには次のようなメリット(利点)があります。
無償または低コスト:ライセンス費用がかからない、または安く済む
透明性が高い:ソースが公開されているので、何をしているか確認できる
自由に改変・カスタマイズできる:自社の都合に合わせて作り変えられる
改善・脆弱性発見が速い:世界中のコミュニティ(開発者の集まり)が改良・点検する
ベンダーロックインを避けられる:特定企業の製品に縛られなくて済む

ベンダーロックインとは、特定の販売元(ベンダー)の製品に依存しすぎて、他に乗り換えられなくなる状態のことです。OSSは中身が公開され他の人も扱えるため、こうした囲い込みを避けやすくなります。

📌
デメリット

△ OSSの主なデメリット公式サポート無し(自己責任)品質・継続性はプロジェクト依存導入・運用に技術力が必要ライセンス遵守が必要

一方で、OSSには次のようなデメリット(注意点)もあります。
公式サポートが無い:トラブルが起きても自分で解決する(自己責任)
品質や継続性がプロジェクト依存:開発が止まると更新されなくなる恐れがある
導入・運用に技術力が必要:自力で設定・保守できる人材がいる前提になりやすい
ライセンス条件の遵守が必要:使い方の決まり(ライセンス)を守らないと違反になる

特に注意したいのが「サポートの有無」です。市販ソフトなら問い合わせ窓口がありますが、OSSでは原則として自分たちで調べて直す必要があります。重要な業務で使う場合は、有償サポートを提供する企業を利用するのも一つの方法です。

練習問題

🎯
基本情報技術者 練習問題

Q1.OSS(オープンソースソフトウェア)のメリットとして適切なものはどれか。
A.ソースコードが非公開で、改ざんされる心配がない
B.ソースが公開され透明性が高く、自由に改変・カスタマイズできる
C.開発元の公式サポートが必ず無償で受けられる
D.専門知識がなくても確実に安全に運用できる
Q2.OSSを業務で採用する際のデメリット(注意点)として最も適切なものはどれか。
A.ライセンス費用が必ず高額になる
B.公式サポートが無く、トラブル時は自己責任になりやすい
C.一度導入すると他社製品に乗り換えできなくなる
D.世界中の誰も改良できない
Q3.OSSの特徴に関する記述のうち、誤っているものはどれか。
A.コミュニティによる改善や脆弱性発見が速い場合がある
B.特定ベンダーへの依存(ベンダーロックイン)を避けやすい
C.無償または低コストで導入できることが多い
D.どのOSSもライセンス条件が無いため自由に使ってよい

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