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アローダイアグラム(PERT図)

作業の前後関係を矢印と結合点で表す日程計画の図。

INTERACTIVE VISUALIZATION
結合点
作業
ダミー
フェーズ
idle
結合点
6
作業数
7
シナリオ
ステップ1 / 6
STEP 1/6まだ何も描いていない状態これから部屋のリフォーム作業(壁紙の貼りかえ・本棚の設置・本の収納)の前後関係をアローダイアグラムで表します。アローダイアグラム=作業を矢印、作業の区切りを結合点(丸)で表す日程計画の図のことです。PERT図とも呼ばれます。
実作業(実線)ダミー作業(点線・0日)
解説

📌
アローダイアグラムとは

A3日B123

アローダイアグラム(PERT図)とは、作業の前後関係を矢印と結合点で表す日程計画の図のことです。1本の矢印が1つの作業を、丸い結合点が作業の区切り(始まり・終わり)を表します。

身近な例で考えると、料理の段取り図に似ています。「米を研ぐ→炊く」「野菜を切る→炒める」を矢印でつなぐと、どの作業が同時にできて、どれを先にやるべきかが見えてきます。アローダイアグラムは仕事の段取りを図にしたものです。

上のツールで▶ボタンを押すと、結合点を置き、作業の矢印を引き、所要日数を書き込んでいく流れを順番に確認できます。

✏️
記法

実作業実線=実際の作業ダミー点線=順番だけ(0日)

アローダイアグラムを正しく読み書きするための記法(書き方の決まり)は、次のとおりです。


結合点(丸):作業の始まり・終わりの区切り。①②③…と番号をふる
実作業(実線の矢印):実際の作業。矢印の上に作業名、下に所要日数を書く
ダミー作業(点線の矢印):所要0日。前後関係(順番)だけを表す
向き:矢印は必ず時間の進む向き(左→右)に引く

ダミー作業が必要になるのは、たとえば「作業Cは作業AとBの両方が終わってから始める」のような合流を、矢印の重複なしで正しく表したいときです。実際には何もしない(0日)けれど、順番のルールを図に書き込むために点線を使う、と考えると分かりやすいです。

🛣️
クリティカルパスとの関係

アローダイアグラムを描く最大の目的は、クリティカルパス=開始から完了までで最も時間がかかる経路を見つけることです。この経路の長さがプロジェクト全体の所要期間になります。

上のツールの例(部屋のリフォーム)には、開始①から完了⑥まで3つの経路があります。
①→②→③→⑤→⑥:壁紙の発注・納品(10) + 壁紙の貼りかえ(2) + 本棚の設置(1) + 本の収納(1) = 14日
①→③→⑤→⑥:本棚の発注・納品(5) + 本棚の設置(1) + 本の収納(1) = 7日
①→④→⑤→⑥:本の整理(3) + ダミー(0) + 本の収納(1) = 4日

いちばん長い14日の経路がクリティカルパスで、全体の所要期間は14日と決まります。アローダイアグラムがあれば、こうした経路の比較や、各作業の余裕を計算で求められます。逆に言えば、クリティカルパスを求めるための土台がアローダイアグラムなのです。

練習問題

🎯
基本情報技術者 練習問題

Q1.アローダイアグラム(PERT図)の説明として最も適切なものはどれか。
A.作業の前後関係を矢印と結合点で表す日程計画の図
B.作業を横棒で時系列に表す図
C.データの流れを表すデータフロー図
D.画面の遷移を表す状態遷移図
Q2.アローダイアグラムにおける「ダミー作業」の説明として正しいものはどれか。
A.所要時間が最も長い作業のこと
B.実際の作業ではなく前後関係だけを表す所要0日の矢印
C.担当者が未定の作業のこと
D.途中で中止になった作業のこと
Q3.アローダイアグラムとクリティカルパスの関係として正しいものはどれか。
A.アローダイアグラムからは経路の所要時間を計算できない
B.クリティカルパスは結合点の数が最も多い経路のことである
C.アローダイアグラム上の各経路の所要日数を比べ、最長の経路がクリティカルパスになる
D.クリティカルパスは矢印の本数が最も少ない経路である

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