データを小さなパケットに分割して独立にルーティングする通信方式
パケット交換は、データを小さなパケットに分割し、各パケットを独立にルーティングする通信方式です。インターネットの根幹をなす技術で、郵便のように「小包」を個別に送って受け取り側で元に戻す仕組みです。手紙を3通に分けて送る場面を想像してみましょう。3通の手紙はそれぞれ別のルートで配達されることがあり、到着順もバラバラかもしれません。受け取り側は番号を見て正しい順序に並べ直し、元のメッセージを復元します。これがパケット交換の基本的な考え方です。
パケット交換の最大の利点はネットワークリソースの効率的な共有です。回線交換(電話回線)のように通信路を専有する方式と異なり、パケット交換ではすべてのユーザーが同じリンクを共有し、パケット単位で帯域を分け合います。これにより、同じネットワーク容量でより多くのユーザーをサポートできます。上のツールで「パケット交換の仕組み」シナリオを再生すると、3つのパケットが異なるルートを通って送信され、受信側で再組立される過程が確認できます。
パケット交換でデータが送信元から受信先に届くまでの4つのステップを追いかけます。