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PCM(パルス符号変調)

アナログ信号を標本化・量子化・符号化してデジタルデータに変換する方式。電話やCDの音声デジタル化の基礎です。

INTERACTIVE VISUALIZATION
元波形
標本
量子化値
標本化回数
8
量子化段階
83bit)
データ量
24 bit
標本化回数8
420
量子化ビット数3 bit(8段階)
14
プリセット
符号化結果(標本ごとの 3 ビット)
101111111101010000000010
連結: 101111111101010000000010
解説

📌
PCMとは

PCM(Pulse Code Modulation、パルス符号変調)とは、連続的に変化するアナログ信号をデジタルデータに変換する基本的な方式です。マイクで拾った声や音楽など、現実の連続的な波を、コンピュータが扱える 0 と 1 のビット列に直します。

身近な例では、音楽CDがまさに PCM です。CDは「サンプリング周波数 44.1kHz・量子化16ビット・ステレオ2チャネル」という規格で音をデジタル化しています。上のツールで標本化回数とビット数を増やすと、元の波形(青)に量子化後の値(緑)が近づくのが分かります。

🔢
3ステップの処理

PCM は次の3つのステップでアナログ信号をデジタル化します。
① 標本化(サンプリング):一定の時間間隔で波の高さを測る。1秒あたりの測定回数がサンプリング周波数。標本化定理により、元の最高周波数の2倍以上の周波数で測れば波を復元できる
② 量子化:測った値を、決められた段階(2^ビット数 段階)のいちばん近い値に丸める。ビット数が多いほど段階が細かく、誤差が小さくなる
③ 符号化:量子化した段階の番号を、2進数のビット列に変換する

アナログ波 → ①標本化 → ②量子化 → ③符号化 → 0101...

🛠
用途

PCM は身近なデジタル機器の根幹で使われています。
電話(デジタル回線):音声を 8kHz サンプリング・8ビット量子化でデジタル化(64kbps)
音楽CD:44.1kHz・16ビット・ステレオ
WAV ファイル:非圧縮の音声データ形式

よく使うのがデータ量の計算です。データ量 = サンプリング周波数 × 量子化ビット数 × チャネル数。例: CD の 1 秒は 44100 × 16 × 2 = 約 1.4 Mbit になります。

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