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アナログ信号(連続波形)

時間とともに連続的に変化する波形で情報を表す信号

INTERACTIVE VISUALIZATION
周波数
振幅
周波数
2.0 Hz
振幅
70%
1周期の長さ
0.50
周波数(波の細かさ)2.0 Hz
0.58
振幅(波の大きさ)70%
10%100%
位相(波のずれ)0°
360°
アナログ波形(連続)
+振幅−振幅時間 →

スライダーで周波数・振幅・位相を変えると、波の形がなめらかに変化します。値と値の間に「すき間」が無く、どの瞬間にも値を持つのがアナログ信号の特徴です。

解説

📡
アナログ信号とは

切れ目なく連続して変化する

アナログ信号とは、時間とともに 切れ目なく連続的に変化する波形で情報を表す信号のことです。「アナログ=連続的」と覚えてください。値はとびとびではなく、どんなに細かく拡大しても必ず何かの値を持っています。

身近な例で言うと、水銀の温度計がアナログです。気温が 20.0℃ から 20.1℃ へ上がるとき、水銀柱は途中の 20.05℃ や 20.073℃ もすべて通って連続的に伸びます。声・音楽・光の明るさ・電圧の波なども、もともとはすべてアナログの量です。

上のツールで ▶ボタンを押すと波がリアルタイムに流れます。スライダーを動かして波がなめらかに変わる様子を見てください。「いつの瞬間でも値が存在する」のがアナログ信号の本質です。

🌊
周波数・振幅・位相

振幅1周期

アナログ信号(特に正弦波)の形は、次の3つの量で完全に決まります。
周波数(しゅうはすう)=1秒間に波が繰り返す回数。単位は Hz(ヘルツ)。高いほど波が細かくなり、音なら高い音になる
振幅(しんぷく)=波の上下の大きさ。大きいほど信号が強く、音なら大きい音になる
位相(いそう)=波がどこからスタートするかのずれ。同じ形の波でも、開始位置が左右にずれている状態

正弦波(サインカーブ)は数式で y = 振幅 × sin(2π × 周波数 × 時間 + 位相) と書けます。上のツールはまさにこの式を計算して波を描いています。

身近な例で言うと、ブランコをイメージしてください。1往復にかかる回数の速さが周波数どこまで高く揺れるかが振幅2人のブランコのタイミングのずれが位相です。周波数が高いほど波は細かくなります。

⚖️
デジタル信号との違い

アナログデジタル連続な波 vs 階段状の0/1

デジタル信号は、アナログとは正反対で 0 と 1 のとびとびの値(離散値)だけで情報を表します。「デジタル=段階的・とびとび」です。アナログのなめらかな波に対し、デジタルは階段状のカクカクした形になります。

項目アナログ信号デジタル信号
値の取り方連続(無限の段階)離散(0/1のとびとび)
雑音(ノイズ)影響を受けやすい強い(0か1か判定)
水銀温度計、レコードデジタル時計、CD

コンピュータは 0 と 1 しか扱えないため、声や音楽などのアナログ信号は 標本化・量子化・符号化(後のページで学ぶPCM)という変換を経てデジタルに直してから保存・処理します。アナログは連続、デジタルは離散であり、デジタルは雑音に強いという違いがあります。

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