FE EXAM

NAND 演算(否定論理積)

AND の出力を反転 した論理演算。両方 1 のときだけ 0、それ以外はすべて 1。NAND だけですべての論理演算を構成 できる「万能ゲート」です。

INTERACTIVE VISUALIZATION
1
0
入力ビットをタップで切替
出力 (A NAND B)
OUT
0
A=1B=1NANDOUT=0
TRUTH TABLE
ABA NAND B
001
011
101
110
解説

📌
NAND 演算とは

NAND(Not AND)は、AND 演算の結果を NOT で反転した論理演算です。回路図では AND ゲートの出力側に小さな○ がついた形で書きます。
・両方 1 → AND は 1、NAND は 0
・それ以外 → AND は 0、NAND は 1

🔍
真理値表の見方

ABA NAND B001011101110

NAND の真理値表はAND の真理値表をひっくり返した形です。AND が「両方 1 だけ 1」だったのに対し、NAND は「両方 1 だけ 0、それ以外はすべて 1」。

0 NAND 0 = 1(AND は 0 → 反転して 1)
0 NAND 1 = 1(AND は 0 → 反転して 1)
1 NAND 0 = 1(AND は 0 → 反転して 1)
1 NAND 1 = 0(AND は 1 → 反転して 0)

MIL 記号はAND ゲート(D 字型)の出力に小さな○がついた形。○ は NOT(反転)を意味します。「AND の結果を反転」と覚えるだけで、図と動作の両方を覚えられます。

万能ゲートとしての性質

NAND は 「万能ゲート」とも呼ばれます。NAND ゲートだけを組み合わせれば、NOT・AND・OR を含むあらゆる論理演算を作れるからです。
NOT = A NAND A
AND = NOT(A NAND B)
OR = (NOT A) NAND (NOT B)

半導体ICでは NAND ゲートが特に作りやすく、フラッシュメモリの「NAND型」もこの NAND 構造を活用しています。

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