FE EXAM

シーケンス制御(決められた順序で動かす)

あらかじめ決められた順序で動作を進めていく制御方式

INTERACTIVE VISUALIZATION
動作
時間待ち
分岐
出力ON
現在のシナリオ
信号機
青→黄→赤を決まった時間で順に切り替える、典型的な時間順序のシーケンス制御。
手順数
8
実行中の手順
開始
シナリオ
ステップ1 / 8
STEP 1/8スタートシーケンス制御の始まりです。あらかじめ「青→黄→赤」という動作の順序がプログラムとして決められており、その先頭から実行を開始します。
フローチャート(手順の流れ)
タイムライン(各出力がいつ ON になるか)
解説

📌
シーケンス制御とは

手順1手順2手順3手順4決められた順序で1つずつ進む

シーケンス制御とは、あらかじめ決められた順序に従って、動作を1つずつ順番に進めていく制御方式のことです。シーケンス(sequence)は「順序・並び」という意味で、「次は何をする」がすべて事前に決まっているのが特徴です。

身近な例で考えると、料理のレシピに似ています。「①材料を切る → ②炒める → ③味付けする → ④盛り付ける」という手順が決まっていて、上から順にこなしていけば料理が完成します。フィードバック制御のように「結果を見て調整する」のではなく、決めた手順をそのまま実行するのがシーケンス制御です。

上のツールで ▶ ボタンを押すと、フローチャート上を上から順に実行が進み、その時どの出力(信号やモーター)が ON になっているかがタイムラインで分かります。

📌
手順に従う制御

シーケンス制御では「次の手順へ進む合図」がいくつかの形で現れます。上のツールのフローチャートは、この合図の種類を色分けして表しています。


動作(青の長方形):機器を操作する手順。信号を点灯したり、バルブを開けたりする出力です
時間待ち(橙の長方形):決められた時間が経つのを待つ手順。タイマーが切れたら次へ進みます
条件分岐(紫のひし形):センサなどの条件で進む先を変える手順。「水位が十分か?」のような判断です
繰り返し:最後まで進んだら先頭へ戻り、同じ手順をループします

進み方には大きく2種類あります。時間で進む(時限制御)のは信号機のように「○秒経ったら次」、条件で進む(順序制御)のは洗濯機のように「水位センサが反応したら次」というものです。時間待ちと条件分岐を組み合わせることで、複雑な動作も実現できます。

📌
用途(信号機・洗濯機等)

シーケンス制御は、毎回同じ手順を確実に繰り返したい場面でとても役立ちます。身の回りの自動機械の多くが、この方式で動いています。

身近な機器どんな手順か進む合図
信号機青 → 黄 → 赤 を繰り返す時間(タイマー)
全自動洗濯機給水 → 洗い → 排水 → 脱水時間 + 水位センサ
自動販売機投入 → 選択 → 払出 → おつり操作 + 金額の条件
エレベーターボタン受付 → 移動 → 開閉階のセンサ + 時間

これらに共通するのは「毎回まったく同じ順序を正確に守る」という点です。工場の生産ラインでも、製品を流す → 検査する → 箱詰めする といった工程をシーケンス制御で自動化しています。

両者を対比すると、シーケンス制御は決めた順序どおりに進める(結果は見ない)のに対し、フィードバック制御は結果を測って目標値に合わせます。シーケンス制御は手順を守るだけで出力が目標値に合っているかは確認しない、という点が特徴です。

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