FE EXAM

SDカード(規格とスピードクラス)

フラッシュメモリを使った小型で取り外し可能な記憶メディア

DIAGRAM
SDSDHCSDXC

① 規格別の容量とファイルシステム

SD容量〜2GBFAT12 / FAT161999年〜SDHC容量2GB 〜 32GBFAT322006年〜SDXC容量32GB 〜 2TBexFAT2009年〜容量が大きくなる(規格は上位互換:新しい機器は古いカードも読める)

② スピードクラス(最低書き込み速度の保証)

Speed Class(◯)UHS Speed Class(U)Video Speed Class(V)2C2最低 2 MB/s4C4最低 4 MB/s6C6最低 6 MB/s10C10最低 10 MB/s1U1最低 10 MB/s3U3最低 30 MB/sUHS対応バスで高速転送V6最低 6 MB/sV10最低 10 MB/sV30最低 30 MB/sV60最低 60 MB/sV90最低 90 MB/s4K/8K動画向け
解説

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SDカードとは

電源を切っても消えないフラッシュメモリSD CARD金属端子で機器とデータをやり取り

SDカード(SD Memory Card)とは、フラッシュメモリを使った、小型で取り外しできる記憶メディアです。フラッシュメモリ=電源を切ってもデータが消えない不揮発性メモリのことで、SDカードはこれを薄いカードに収めたものです。

身近な例で考えると、持ち運べる小さな引き出しのようなものです。デジタルカメラやスマートフォンに差し込んで写真や動画を保存し、抜いてパソコンに差せば中身を取り出せます。HDDのように回転する円盤を持たないため、衝撃に強く消費電力も小さいのが特徴です。

SDカードには大きさの違いもあり、
標準SD:もっとも大きいサイズ(カメラなど)
miniSD:中間サイズ(現在はほぼ使われない)
microSD:もっとも小さいサイズ(スマートフォンなど)
と分かれます。一方で、上の図解で示した SD / SDHC / SDXC は「容量の規格」の違いを表します。

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規格別の容量

SDカードは、保存できる容量の上限ごとに3つの規格に分かれます。容量が大きいほど、内部で使うファイルシステム(ファイルを管理する仕組み)も変わります。

3つの規格は次の通りです。
SD:〜2GB まで。ファイルシステムは FAT12 / FAT16
SDHC(High Capacity):2GB〜32GB。FAT32 を採用
SDXC(eXtended Capacity):32GB〜2TB。exFAT を採用

重要なのは上位互換という考え方です。新しい規格に対応した機器は古い規格のカードも使えますが、その逆はできません。たとえば SDXC 対応のカメラは SD・SDHC カードも読めますが、SDHC までしか対応していない古い機器に SDXC カードを差しても認識できません。

身近な例で言うと、本棚の大きさに似ています。大きな本棚(SDXC対応機器)には小さな本(SDカード)も置けますが、小さな本棚(古い機器)に大きな本(SDXCカード)は入りません。

規格容量ファイルシステム
SD〜2GBFAT12 / FAT16
SDHC2GB〜32GBFAT32
SDXC32GB〜2TBexFAT

スピードクラスの意味

クラス=「最低この速さは出ます」の保証10Class 10最低 10MB/sこれより遅くならない

スピードクラスとは、そのカードが「最低でもこの書き込み速度を保証します」と示す指標です。数字は最低速度(MB/s)を表します。動画撮影のように「途切れず連続して書き込み続ける」用途では、最高速度より「最低速度がどれだけ落ちないか」が重要になるため、この指標が使われます。

身近な例で言うと、高速道路の最低速度標識のようなものです。「ここでは最低でも時速◯km は出せます」と保証されていれば、渋滞で止まる心配なく走り続けられます。スピードクラスも同じく、撮影中に速度が足りずコマ落ち(録画の中断)が起きないことを保証します。

スピードクラスには、規格が新しくなるにつれて3つの体系があります。
Speed Class:◯の中に数字。Class2 / 4 / 6 / 10(それぞれ最低 2 / 4 / 6 / 10 MB/s)
UHS Speed Class:U の中に数字。U1(10MB/s)/ U3(30MB/s)。UHS という高速バスに対応
Video Speed Class:V のあとに数字。V6〜V90(最低 6〜90 MB/s)。4K・8K動画向け

注意したいのは、スピードクラスと容量規格(SD/SDHC/SDXC)は別物だということです。容量規格は「どれだけ入るか」、スピードクラスは「どれだけ速く書けるか」を表します。たとえば「SDXC で V30」のように、両方の表示が1枚のカードに併記されます。

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