1秒間に画面を書き換える回数(Hz)。数値が高いほど動きが滑らか
リフレッシュレートとは、ディスプレイ(画面)が 1秒間に何回画面全体を書き換えるかを表す値です。単位は Hz(ヘルツ)=1秒あたりの回数のこと。たとえば 60Hz なら 1秒間に 60 回、画面を新しい絵に描き直しています。
身近な例えで言うと、パラパラ漫画と同じ仕組みです。少しずつ違う絵を高速でめくると、絵が動いて見えますね。1秒あたりにめくる枚数が多いほど(=Hz が高いほど)、動きはなめらかに感じられます。逆に枚数が少ないと、動きが「カクカク」と飛び飛びに見えてしまいます。
上のツールでスライダーを動かしたり▶ボタンで再生すると、赤い円が選んだ Hz で動きます。Hz を低くすると円がカクカク飛び、高くすると下の青い 60Hz 基準に近づいて滑らかになる様子が確認できます。
Hz(ヘルツ)は「1秒間に何回繰り返すか」を表す単位です。リフレッシュレートが 60Hz なら、1秒間に画面が 60 回書き換わるという意味になります。
ここから 1枚(1フレーム)あたりの表示時間を求められます。1秒=1000ミリ秒(ms)を Hz で割ればよいので、計算式は次のとおりです。
1フレームの時間 = 1000ms ÷ Hz
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60Hz → 1000 ÷ 60 ≈ 16.7ms
120Hz → 1000 ÷ 120 ≈ 8.3ms
240Hz → 1000 ÷ 240 ≈ 4.2ms
ポイントは以下のとおりです。
・Hz が高いほど:1フレームの時間が短くなり、こまめに書き換わる → 滑らか
・Hz が低いほど:1フレームの時間が長くなり、書き換えがまばら → カクつく
・fps との違い:fps(frames per second)はソフト側が1秒に出す絵の枚数、Hz はモニタ側が表示できる回数。両方が揃って初めて滑らかになる
同じ Hz でも、似た単位の 応答速度(ms)とは別物です。応答速度は「1つの画素の色が変わりきるまでの時間」で、リフレッシュレートは「画面全体を書き換える頻度」を指します。
高ければ高いほど良いわけではなく、用途に合ったレートを選ぶのが大切です。高レートにするとそれだけ機器の処理量や消費電力も増えるからです。
| レート | 主な用途 | 体感 |
|---|---|---|
| 30Hz | 昔の映像、低スペック表示 | 動きが速いとカクつく |
| 60Hz | 一般的なPC・スマホ・テレビ | 日常用途で十分滑らか |
| 120Hz | 高性能スマホ、軽いゲーム | スクロールが明らかに滑らか |
| 144Hz | ゲーミングモニタ | 速い動きでも残像が少ない |
| 240Hz | 競技向けゲーミング | 最高クラスの滑らかさ |
選び方の目安は次のとおりです。
・文章作成・Webブラウジング:60Hz で十分。違いを感じにくい
・スマホのスクロールやアニメーション:90〜120Hz だと指の動きに画面が滑らかについてくる
・動きの速いゲーム(FPS など):144Hz 以上だと素早い視点移動でも対象を捉えやすい
身近な例えで考えると、映画館(24コマ/秒)はゆったりした映像なので低めでも気にならず、スポーツ中継やアクションゲームのように動きが速い映像ほど高いレートが効いてきます。バッテリー駆動のスマホでは、静止画面のときは自動でレートを下げて節電する仕組みもあります。