FE EXAM

カレントディレクトリ(現在地)

現在作業の基準となっている、自分が今いるディレクトリ。

INTERACTIVE VISUALIZATION
現在地
ディレクトリ
フェーズ
idle
pwd(現在地)
/home
入力コマンド
シナリオ
ステップ1 / 6
STEP 1/6今いる場所がカレントディレクトリカレントディレクトリとは「今、自分が作業の基準にしている場所(現在地)」のことです。ファイルを操作するとき、特に場所を指定しなければ、この現在地が基準になります。ここでは home フォルダに立っている状態から始めます。
📁 /📁 home/現在地📁 taro/📁 docs/📁 pics/
覚えておく記号
. = カレントディレクトリ(今いる現在地)
.. = 1つ上の親ディレクトリ
cd = 現在地を移動する(change directory)
pwd = 今いる現在地を確認する(print working directory)
解説

📌
カレントディレクトリとは

📁 home/📁 taro/現在地📁 docs/

カレントディレクトリとは、今、自分が作業の基準にしている場所(現在地)のことです。ディレクトリ(=フォルダのこと)はいくつもありますが、そのうち「今いる」と決まっている場所が1つだけあり、それがカレントディレクトリです。

身近な例で考えると、地図アプリの「現在地ピン」に似ています。建物の中を歩き回ると現在地ピンが移動するように、フォルダの中を移動すると現在地が変わります。今いる場所はcd(change directory)コマンドで動かし、pwd(print working directory)コマンドで「今どこ?」を確認できます。

上のツールで▶ボタンを押すと、cd コマンドで現在地が home → taro → docs と移り変わり、pwd の表示が更新されていく流れを確認できます。

🔘
表記(.)

..= 1つ上の親.= 現在地そのもの

ディレクトリには、特別な意味を持つ2つの記号があります。これらは現在地がどこに移っても、その時点の現在地を基準に意味が決まります。


「.」(ドット1つ):今いるカレントディレクトリそのものを指します。たとえば現在地が docs なら「.」は docs を指します
「..」(ドット2つ)1つ上の親ディレクトリを指します。docs にいるなら「..」はその親 taro を指します

エレベーターのボタンにたとえると、「.」は今いる階を示すランプ、「..」は1つ上の階に行くボタンのようなものです。上のツールで「.」が常に現在地を指す様子を確認できます。

🧭
相対パスの起点

カレントディレクトリがあると、目的のファイルまでの道のりを「現在地からの道のり」で短く書けます。これを相対パス(=現在地を起点にした経路の書き方)といいます。相対パスはすべて現在地が起点になります。

# 現在地が /home/taro のとき
./docs/memo.txt → 現在地直下の docs の memo.txt
../       → 1つ上の /home へ

「./file」は現在地の中にある file、「../dir」は1つ上にある dirを表します。郵便でいえば、住所をフルで書く代わりに「ここから2軒となり」と書くようなものです。だからこそ起点である現在地を pwd で確認しておくことが大切です。上のツールの現在地を見ながら、起点がどこかを意識してみてください。

練習問題

🎯
基本情報技術者 練習問題

Q1.カレントディレクトリの説明として最も適切なものはどれか。
A.ファイルシステムの一番上にあるディレクトリ
B.現在、作業の基準にしている自分が今いるディレクトリ
C.ユーザーが最初にログインするディレクトリ
D.ファイルを一時的に保存するディレクトリ
Q2.相対パスやコマンドで「.」(ドット1つ)が表すものはどれか。
A.1つ上の親ディレクトリ
B.ファイルシステムのルート
C.今いるカレントディレクトリそのもの
D.ホームディレクトリ
Q3.現在いるディレクトリを移動するコマンドと、現在地を確認するコマンドの組み合わせとして正しいものはどれか。
A.移動は ls、確認は cd
B.移動は cd、確認は pwd
C.移動は pwd、確認は mkdir
D.移動は mv、確認は cat

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